04.
Conferenceカンファレンス
2013年チームコーチング・カンファレンス
▲ほぼ満席状態で熱気溢れる会場
「経営陣を一枚岩に」をテーマに、東京・日比谷図書文化館大ホールにて、「2013チームコーチング・カンファレンス」を開催しました。当日は、北海道や四国をはじめ全国から約160名の方に参加いただきました。
▲開会挨拶をする 福田理事
開会に先立ち、福田祥司理事より、一般社団法人全国チームコーチ連盟の組織の概要、「チームコーチングとは」、カンファレンスの趣旨などについて、ご挨拶させていただきました。まず最初に、田近秀敏代表理事より「経営陣のチームコーチング~経営陣を一枚岩に~」というテーマで基調講演を行いました。経営陣がチームになりにくい理由、リーダーシップのあり方、どのように「集団」から「チーム」に移行するかというプロセス、私と私たちで勝つことに本気になることの重要性などについて語りました。
▲基調講演をする 田近代表理事
▲事例紹介をして下さるキリンビールマーケティングの 臼田常務
次に、キリンビールマーケティング株式会社常務執行役員の臼田敦朗 営業部長より、「創業経営会議」と名付けられた経営陣におけるチームコーチングの経験についてスライド写真を交えながら、苦労された点、工夫された点など具体的にご紹介いただきました。経営陣が「決断し動いて責任を取る」ことの難しさとその重要性が伝わってきました。 発表に続いて、臼田常務と田近代表理事との対談を行い、会場からも活発な質問が出て、熱い質疑応答がなされました。
▲臼田常務、田近 代表理事との対談風景。コーディネーターは柿崎文彦(左)
▲介護現場での実践事例を語る松林(左)と小笠原(右)①
▲介護現場での実践事例を語る松林(左)と小笠原(右)②
最後に、「最強コンビが組織を勝たせる:チームコーチの挑戦」と題して、実践事例をご紹介しました。コステム社会保険労務士事務所代表 松林大樹は、プロフェッショナルの集団である介護業界において、ライバルでなく協調関係にあるチームづくりの難しさと、それをチームコーチングによって克服したエピソードを紹介し、「チームコーチングは、いろんな人に関する取り組みを活かすもの。それぞれのピースが組み合わさり、はまって、パズルは完成する」と語りました。 株式会社人活工房代表取締役 小笠原健からは、「メンバーの自主性を引出し、信じて待つことがチームコーチには大事」とし、通常数年以上かかる変化が数か月(チームコーチング実践中)に起こり、チームの可能性が引き出されるチームコーチングの魅力について熱く語りました。
▲松林&小笠原両氏の発表をコーディネートする齋藤友美子
参加者からは、「今後の業績向上のヒントがあった」、「楽しかった」、「有意義な時間で、来年また参加したい」などの感想をいただきました。
▲各登壇者へのバトンをつなぐ 司会の山内則子