一般社団法人
ビジネスコーチ・チームコーチ連盟

チームコーチング 製造業

case01

売上・受注目標達成への意識が低く、部門間の連携が弱い組織から、
チームコーチングによって過去最高の売上を達成する組織への変革。

Profile
セムコ株式会社
実施期間:2020年3月19日~7月9日
対象メンバー:8名
チームコーチ:TCBC連盟所属 田近秀敏

コーチングを導入するきっかけ・課題

部門間の壁を乗り越えて解決していこうとする人が少なく、
部門間のつながりも弱かった

  • 売上受注目標達成を強く意識して行動してこなかった
  • お客様からの未経験のリクエストに比較的消極的であった
  • 営業からの新案件に対して他部門の関わりが弱かった

社員は、技術的な課題として仕組みやシステムなどでの解決策を検討している中、社長の宗田氏は適応を要する課題として捉え、その解決には社員の主体性を引き出し、社員の変化によって解決することを選択、チームコーチングの実施を決定した。

コーチング実施内容

チームコーチングでは、下記の内容を実施

  • ・ 2030年未来シナリオ
  • ・ ビジョン
  • ・ ミッション
  • ・ 目標
  • ・ 戦略

上記について参加メンバー全員の合意によって決定することで、社員の納得感が醸成され、一人一人が主体性をもって行動するなどその後の取り組みに変化が生まれた。
また、チームコーチング中に、あるメンバーの意見を誰も拾い上げない中、コーチの介入によってその意見を拾い上げるシーンも。結果として、その意見によって会社のビジョン完成に繋がり、意見を出したメンバーのモチベーション向上に繋がるシーンも見受けられた。

コーチングの成果

  1. ①2019年度(2020年3月期) 受注・売上過去最高達成
  2. ②2020年度原材料低減活動 前年度比4倍達成
  3. ③新規案件引き合い件数の目標値の2倍以上達成
  4. ④2020年度改善件数:目標値の1.5倍達成

社員からのメッセージ

  • 意思疎通のスピードが速くなった
  • 自分たちの仕事が会社の目標につながっている感覚が得られた
  • 自部門だけでなく、他部門でも活躍する社員が出てきた(多能工化)
  • 営業からの新しい案件に全部門が積極的に関わるようになった(全員営業)
  • 権限を与えてほしいという社員が出てきた
  • すばやく役割分担され機能している
  • 会議でスピーディーにいろんなことが決まっていく

以上の声が挙げられ、正に主体的に自分たちで考えて解決行動するチームへの変革を成し遂げることができた。

社員の感想

全部門が同じベクトルを向いてやるべきことを全体で管理、把握することで一枚岩で会社が前進するようになったと感じました。また意志決定のスピードも速くなったと感じます。

最も会社で成果を出すためにどうするかということで方向性が一致したと思います。

どういうことをするために何を話しているのか、現在の自分たちはどういう現状かなど、ベクトルや現在地を共有しながら会議ができました。コーチングを取り入れると有効な会議になります。

会社の強み、魅力、現在地を参加者全員が再認識できた。
10年後に向かってすべきことを共有できたことが良かった。
ビジョンをつくるのに苦労したが、最終的に皆が納得できるビジョンができて素晴らしかった。
目的が共有できて、TODOリストに現実感がある。

主観に基づき短期的視点でとらえる傾向にあったが本質的な観点まで掘り下げて考えることができた。
自分の考えが複数の意見を聴くことにより多面的に捉えられるようになる。
中長期にわたる計画や今の状況を知るところからスタートできたことが良かった。会社としての重要事項を部門単位でみるのではなく、全体として各部のリーダー的な存在の方々と共有できたことが会社全体的な事項であることを改めて発見できて、そこから部となり個となることを認識した。
社外で実施することで、少し客観的に見れたことも良かった。
自分たちで決めたことを常に原点に戻りながら進めてもらえたことが良かった。

今期の目標が明確になり、迷わずものごとを進めるので、速いスピードで仕事ができると思います。チーム全員が同じ方向を向いて結果を出すので、いい結果が出ると思います。

全メンバーにて同じ内容について議論ができ、「今何が必要か。どのようにすれば実現できるか。」という点を議論ができるメンバーだった。
多数決ではなく同意を得た内容になっていたこと。
会社全体のベクトルを広義の視点から実際にやっていることへの繋がりが認識できる。それを普段の業務に持ち帰ることで優先度の認識違い等が軽減される。
今年度だけでなく、中長期的に取り組むべきことも同時に認識できる。

社長からのコメント

  • ・ 目的が共有されているので安心して任せられるようになった
  • ・ 細かいことに口出ししなくてよくなった
  • ・ 自分のすべき仕事に集中できるようになった

担当コーチより

はじめは警戒心を持って参加されたメンバーも議論の面白さと場の安全性を感じて正直な話し合いが進行したことを思い出します。
その後の進展を辛抱強く導いた宗田社長の意欲が成果を生み出したのだと思います。

ビジネスコーチ・チームコーチ連盟
 代表理事 田近 秀敏

会社概要

名称
セムコ株式会社
住所
神戸市西区高塚台5-4-23
設立
1985年5月(2021年度は第37期
認証規格
ISO9001
各船級協会証明書(ABS、BV、DNV・GL、KR、LR、NK etc.)
事業内容
液面検知・制御機器及びタンクモニタリングシステムの製造販売
従業員数
45名(2021.4現在)
SEMCO社名
由来
Saving Energy and Manpower Corporation
書籍紹介 書籍紹介
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